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ママ泊まりがけ出張 [仕事]

先日、育休復帰後初めて2泊3日の宿泊出張に行った。場所は北海道だったので子ども達と夫も連れて行くという案もあったのだけれど、夫の仕事が忙しくなってしまったし、すっかり寒くなってしまったので結局単身で行くことにした。本当は前日の夜に現地入りするのが望ましかったけれど家庭の事情を考慮してもらって翌朝1番の便で行くことにした。こういう融通がきくのが今の職場のいいところ。そしてこの翌朝1番の便、他の同行者は始発電車で行っても乗れないとのこと、便利な場所に引っ越して良かったなあとつくづく思った。

そういう訳で朝6時前に家を出るのは大変だったけれど、前日は同行者が昼前から空港に向かう中、午後も存分に仕事し子ども達とゆっくり夕食を食べて寝かしつけることもできたので良かった。お嬢には寝る前に「ママは明日遠いお仕事で帰れなくて土曜日に帰るからパパと坊やとお利口にしててね。明日は朝早く出ないと飛行機に間に合わないからみんなが起きる前に出かけるね」と言ってムギューした。お嬢はわかったと言ってちゃんと納得してくれた。

出発当日の朝は5時起き。前日の夜は自分の出張の仕度だけではなく子ども達の保育園の準備と祖父母宅のお泊り2泊分の仕度があり、さらに急に寒くなって普段使っていない冬物を揃えるのが大変で寝たのは1時過ぎだったので辛かった。朝食はどこか途中で食べるつもりでいたら夫も起きてきて野菜スープを作ってくれたので時間ぎりぎりだったけれどありがたくいただいた。そして子ども達の寝顔をそっと覗いてからいざ出発!パパよろしくね!

出張先はお天気はまずまずだったけれど現場作業だったのでなにしろ寒い!寝不足と風邪も少しあったのでちょっとしんどかった。移動はレンタカーだったけれど、美しいながらも単調な風景の続く直線道路が多く眠さとの戦いだった。作業が早めに終わってホテルに着いたら猛烈な眠気が襲ってきて夕食までの小1時間寝てしまった。

夕食はホテルの食堂だったのだけれど安いだけあってかなりイマイチ…。食後は解散だったので外は寒かったけれど夜の街をふらついて旨いものを探した。だけどお土産物やさんは甘いお菓子ばかり。お煎餅などの辛い物はあまり無くかなりうろうろしたけれど、結局手作り風ヨーグルトを1個買っただけ。それだけでは物足りない気がしたので今度はコンビニ2軒に立ち寄るも当然ながらご当地物など売っておらずあえなく手ぶらで退散。やれやれと部屋に戻ってみるとヨーグルトにスプーンが入ってない!というわけでその日は泣く泣く何も食べずじまい。その後すぐ寝れば良かったのにうっかりテレビをつけたら普段見ないせいかダラダラ見てしまい気づいたら23時過ぎ。疲れていたのに何やってんだかね。せっかく家事育児から解放されてたのに!途中、祖父母宅にパパと行ったこども達と電話で話したけれど新しく買ってもらった滑り台に大喜びで楽しそうだったので良かった。

翌日はお天気は悪くないものの昼間でも寒い!お昼は炭火焼肉だったのだけど、炭火がじんわり暖かくうれしかった。作業場所が山あいだったので午後はもう3時くらいに日差しが無くなり、5時を過ぎると辺りは暗くなって一層寒くなり、同行者皆口数が減って一刻も早く終わるよう願いながらの作業。その日はホテルに戻ったのは18時過ぎ。夕食までの15分間またもや寝てしまい、うっかり集合時間に遅刻。

この日の夕食はホテル外だったので普通に美味しかった。でもせっかく地ビールやワインのお店だったのに頭痛のため飲めなかったのは非常に残念。ちなみに同行者も私より若い世代はアルコールは飲めないとのことで飲まなかった。昔上司と行った出張先では皆さんしこたま飲んでいたなあと懐かしく思ったりした。お酒がないと食事が終わればあっさり解散。まだ8時台だったので一旦ホテルに戻って夫に電話した後、徒歩5分ほどのところにある姉妹ホテルの温泉に行ってみることにした。ちなみに電話の先では子ども達が義母との初入浴中でまたもや楽しそうだった。

温泉は綺麗で空いていたのが良かったけれど、やはりバスタオルを持って寒い中夜の繁華街を歩かないといけないのがちょっとイマイチだった。温泉を出た後もちゃんと洋服とコートを着ないといけないので、浴衣一つでフラッと部屋に戻れる宿泊者がちょっとうらやましかった。ただしっかり温まったので帰りは0度近い気温だったと思うけれど、全然寒くなかったのはうれしかった。

翌朝はウィークデーにのみ設定してあった携帯アラームが鳴らずに念のために設定しておいたモーニングコールに起こされた。最終日は土曜日だってことすっかり忘れてたのだった。危ない、危ない。前日は早めに寝たのに頭痛はひどくなり頭がガンガンしたので頭痛薬を飲んだ。この日もお天気はまずまずだけれど寒く、山の方に行ったら地面は凍っていて白く、また木の枝からは氷柱が下がっていた。

幸い作業は午前中で終了したので、昼食は街に戻ってゆっくり楽しめた。あとはレンタカーで空港に向かうだけ!なんだけれど、ひとつ問題があった。それは関東地方に台風が接近していたので飛行機が条件付き運航だったこと。悪天候の場合は引き返すか名古屋か大阪に向かうらしい。といってもその飛行機に乗らないという選択肢は無くそのまま乗った。最初は青空の中を飛んでいたのに徐々に曇ってきて雲の色も白~灰色に変化し最後は真っ黒になって雨が打ち付けた。ただ揺れは思ったよりもひどくなくほぼ定刻に羽田空港に着陸した。あれれ台風は?外に出てみても風雨ともに弱くどうやら台風は関東地方に上陸せずに遠ざかったらしい。やれやれ人騒がせな。

空港に仕事帰りの夫に迎えにきてもらい、夫実家にそのまま向かって3日ぶりに子ども達に再会した。お嬢の方はママーと抱きついてくるもすぐにどこかに遊びに行ってしまってちょっと拍子抜け。そろそろ一人で祖父母宅に泊まれるかな。坊やの方は嬉しそうにニコニコして抱っ子を要求してその後もずっとママにベタベタしたり、甘えてちょっと泣いてみたり。ママの顔を見るまで全然ぐずったりしなかったらしいので、ちょっと安心したのかな。

こうして無事ママ初宿泊出張は終了。子ども達もわきまえていてお利口さんにしてくれていたようだし、夫も頑張って一人で子ども二人の面倒をみてくれたし、夫両親も二つ返事で孫の世話を引き受けてくれたし、上司もいろいろ気を遣ってくれたおかげ。ただ私が大変恵まれた環境にいることにはとても感謝しているけれど、それと同時にこんなに周りに迷惑(というか普段のルーチン以外の手間とも言える)かけないと出張一つできないんじゃ、まだ多くのWMにとってこういう働き方は当たり前にはならないだろうなと思った。お嬢が働き始める頃にはもう少し母親が働きやすくなっているだろうか。
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