新しい環境で急成長

新学期が始まって早2ヵ月になる。親子共に新しい環境に少し慣れてきたかというところ。お嬢はすっかり学校にも学童にも慣れて楽しそうに通っているし、坊やも新しいクラスにも、お姉ちゃんとママの朝のお見送りにも慣れてきたようで一安心。ふと気付くと、二人ともずいぶん成長したなあと思う。

以前のお嬢は自分の気に入らないことがあるとキーキー叫んで、どんなに強く叱っても聞く耳を持たないばかりか、反抗的な態度を取り手がつけられなくなることもしばしばあったのだけれど、そういうことが少なくなった。彼女に関してかなり手を焼いていた部分だったので少し楽になった気がする（ただし少々ひねくれた答え方をするようになった）。保育園の担任だった先生にお会いした時もまだ卒園して少ししか経っていないのにずいぶん顔が変わった、お姉さんぽくなったとおっしゃっていた。一人で行動することも増えて自然に鍛えられるのだろう。

お風呂掃除も自分から進んでやってくれることもあるし、上履き洗いも嫌々ながらも弟の分までやってくれる。毎朝自分の育てているひまわりやプランター野菜に水やりもやってくれるようになった。続けて通っているバレエのおかげか、授業参観では一番姿勢が良かった。フリスビーもやらせてみたら、最初はあまりうまく出来なかったのに、一所懸命に練習してとても上達したのでビックリした。学校の仕度も嫌々ながらも一人でやるし、さすが小学生の貫禄。

坊やもいよいよ乳児組ではなく幼児組になり、ますますキッチリさに磨きがかかってきた。保育園から持ち帰るリュックサックの中からきちんと自分で畳んだ洋服が出てくる。言われたことはちゃんとできる（注：お嬢はすぐほかに興味がいってしまい、なかなか完全にやり遂げられない）。トイレも自分から進んで行く。夜もとっくにパンツマンである。片付け上手。脱いだ靴は揃える。親にとってはとても楽な子どもである。

最近はひらがなに興味を示している。姉の書き順マシーンで練習もしてしまい、ひらがなを読むだけでなく、書くことまでできちゃったりする。カルタが大好きになり、あっという間に目につくいろいろな文字を正確に読むようになった。ブロックやパズルも得意で、先日は小学校にあったタングラムパズルで遊んだ後きれいに片付けていた（難しいのに）。ハサミも使えるようになってきてチョキチョキ楽しそう。サッカー、キャッチボール、野球、走るのも得意。大きくなったらサッカーの選手になりたいんだそう。赤ちゃんの面影はすっかりなくなった。

環境で人間は変わるのだとつくづく思う。新しい環境でグンと成長した二人だけど、そろそろ疲れも出てくる頃。6月に入って珍しく二人とも発熱（しかも時間差で(^^;）。休み休みゆっくり成長するのでいいんだよーと小学校ショックに右往左往する新米母も自分に言い聞かせてるところ。