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学童説明会 [学童]

年が明けてからは民間学童と公立学童両方の説明会に参加した。私自身は子どもの頃学童に通ったことがないので全く未知の領域である。保育園の延長という感じかと思っていたけれど、当たり前ながら小学校生活の補助なので、丸一日過ごす保育園とはかなり生活が異なる。長期休暇時と平日の2パターンの生活があるし、そもそも学校と学童のそれぞれで先生や友達が異なる。生活に適応できるようになるまでは、親子共に混乱しそうだ…。

まだ説明会だけで実際の生活はわからないけれど、民間(新設)と公立の学童は随分異なる印象を受けた。民間の方は商業地のビルの1階。新設なのでキレイだけどガランとしていて、端の方に小さいテーブルと椅子があるだけ。部屋の一方だけガラス張りで外は見えるけれど、道路に面しているので事故や防犯面はマイナス。一方の公立は住宅地の中にある公共の建物の3階。窓もある畳の一室でゴロンと横になれるのがいい。児童館と共用なので、プレイルーム、図書室、工作室も自由に使える。ハード面では税金を使えて(?)歴史の長い公立に軍配が上がる(歴史のある民間学童についてはわからない)。

ソフト面では、民間は親のニーズに合わせたサービスを会社が提供する、公立は子どもの自立を支援するために先生と親が協力するという印象であった。確かに民間の長い預かり時間、お弁当、送迎、お勉強、英語は、魅力的である。延長保育の無い公立学童では、子どもの安全が心配だし、お弁当作りも負担だけれど、民間学童ならその分お金を支払ってサービスが受けられる。おまけに勉強も教えてくれるし、英語もやってくれるなんて親にとってはありがたい限り。

しかし、これらのメリットは内定をいただいた公立学童の先生のお話を聞いて吹っ飛んでしまった。公立学童の先生は子どもを大事にしてくださる気がしたし、やはり長年子どもたちを見ている強さやノウハウがあると感じた。特に、子どもの問題はなんでも相談に乗ります、時間と物の管理を学童のなくなる4年生までに一人できっちりできるように厳しくやります、とおっしゃってくださり、安心して子どもをお任せできる気がした。確かに子どもは日々成長しているのだし、自立してもらわなくては困る。至れり尽くせりはかえって子どものためにならない気がする。

それと、人によって考え方はいろいろあるとは思うけれど、仕事が忙しくても親は育児を全部外注すべきではないと私は思う。公立学童では保育園以上に親の出番が多いらしいけれど、それは仕方ない。精神的なサポートの比重が大きくなってくる低学年の子どもには親が関わる必要があるのだろう。それに小学校や学童は送迎がなくなる分、先生と話す機会が減ってしまう。だから学校や学童の様子を知るためにも親の関与は必須なはずである(件の公立学童では父母会がしっかりしているようで、父母会要望によるお弁当クラブ等があるというのも、嬉しかった)。

とはいえ、職場の短時間勤務も就学前で終了するところが多いだろうし、仕事にもそろそろ本腰いれたい人もいるだろうし、小1の壁はやはりあると思う。勤務時間や防犯上の理由でどうしても公立学童では困る人もいるはずだ。そういう人が民間学童を選択できるということはとてもよいと思う。とにかく、いずれにしろ仕事と育児の両立のための努力はまだまだ必要なんだろう。うちは幸い下の子が未就学で短時間を利用できるので存分使い、お嬢は安い公立学童に行かせるつもり(民間学童は保育園より高いから、一人っ子じゃないとキツイ)。さてもうあと1週間後にはどんな新しい生活が待っているのかな!
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